タイ 民政復帰が遅れる可能性も 前国王の喪に服するため
タイでは現在の軍政から民政へ復帰するための総選挙を今年行う予定でしたが、プミポン前国王の喪に服するために選挙を延期する可能性が高まりました。
昨年行われた憲法改正では民政復帰後も5年間は軍の影響力を強く残す内容が盛り込まれていますので、軍の影響力が政治に効力を及ぼす期間がより長引く事になります。
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NHKニュースよりタイのプミポン・アドゥンヤデート国王(ラマ9世)が13日午後3時52分(日本時間同5時52分)、首都バンコクの病院で死去した。88歳だった。王室事務局が発表した。死因は明らかにされていないが、感染症などで治療を受けていた。70年もの長期にわたった在位中、国民の厚い信頼と絶大な人気を誇った国王の死去で、タイ社会は重大な転機を迎える。
死去を受けてプラユット暫定首相がテレビ演説し、新国王に長男ワチラロンコン皇太子(64)が即位すると発表した。今後、憲法と王室典範に基づき即位に向けた手続きが進められる。
天皇皇后両陛下は、14日午後、東京のタイ大使館に河相侍従長を遣わして、プミポン国王が亡くなったことへの弔意を伝えられました。両陛下が、このような形で弔意を表されるのは異例のことです。
両陛下は13日夜、国賓として来日中のベルギーの国王夫妻にお別れのあいさつを済ませ、お住まいの御所に戻ったところで、プミポン国王の死去の知らせを聞き、半世紀以上にわたる国王との長い親交から、お気持ちとして、13日の夜から3日間の喪に服されているということです。
14日は、弔意を伝えるため、午後1時40分すぎ、宮内庁の河相侍従長を東京・品川区にあるタイ大使館に遣わされ、タイの駐日大使が玄関で出迎えました。
河相侍従長は、館内に設けられた記帳台の前に進み、プミポン国王の遺影の前で深く一礼したあと、いすに座って記帳しました。そのあと、再び遺影に一礼した河相侍従長は玄関で大使と言葉を交わし、大使館を後にしました。大使は「両陛下の弔意をすぐに王宮に伝えます」などと述べたということです。
即日開票され、賛成が反対を大きく上回り、草案を承認。これにより、実質的な「軍政延命」に道が開かれ、軍が長期間にわたり強い政治的影響力を保持することが可能となる。草案に反対してきたタクシン元首相派には大きな打撃で、政治勢力図が今後、大きく塗り変わることになりそうだ。
選挙管理委員会の非公式集計によると、開票率94%で賛成61.4%、反対38.6%。公式結果は10日に発表される。選管によれば、投票率は60%前後の見通し。